食事回数について
食事の回数を減らすダイエットがダメな理由
ダイエットを始めようと思ったとき、またなかなか減量がうまくいかないときに、簡易的な方法として思いつくのが、食事の回数を減らすこと。しかし、ここに大きな落とし穴があります。
体脂肪ではなく筋肉が落ちる
蓄積された体脂肪を落とすためには、低カロリーの食事を心がける必要があります。しかし、極端に食事を減らすことは、逆効果になってしまうのです。
体を構成するのに必要なたんぱく質などの栄養素を十分に摂取できないと、体内の筋肉が落ちてしまいます。筋肉が落ちると代謝の低下につながり、結果的により脂肪が燃焼しにくい体になってしまうのです。
1日5食にすると痩せるのは本当?
女優や海外セレブの間で当たり前のように取り入れられているという、1日5食の食事法。3食から5食にするだけで、ダイエット効果はあるのでしょうか?
代謝を維持して脂肪燃焼
食事をすることでエネルギー代謝が上がります。1日に5回食事をするとなると、1日を通して長い時間エネルギー代謝が上がっているので、その間どんどん脂肪を燃やしてくれるというわけです。
また、5回に分けて食べることで、1回の食事量が必然的に少なくなります。結果的に消化が良くなり、脂肪として蓄積されにくく、胃や腸にも負担をかけません。
1日の摂取カロリーを分割できる
食事の回数を増やすことで、1日の摂取カロリーを分割できます。たとえば、1日に1600キロカロリー摂っている人でも、3回で摂るのと5回で摂るのでは、消化・吸収に大きな差があります。上記で解説しているように、代謝にも消化にも良いのは5回の食事です。
また、1日の摂取カロリーが1600の場合、朝食に600、次の食事で400、昼食で300、間の食事で200、夕食100…という風に、朝から夜にかけて摂取カロリーを減らしていくと、より体脂肪がつきにくく痩せやすい体になります。