基礎代謝とは？｜食事のやり方を変えるだけで痩せたいなら食で痩せるダイエット

基礎代謝＝寝てても使うエネルギー

人間は運動や仕事をしたらもちろんお腹が空きますが、仮にずっと寝て過ごしたとしても何も栄養を摂らないで生きていくことは出来ないですよね。

休みの日に1日中ゴロゴロしていても、半日もたてばお腹がすき、食事がしたくなる。それが人間というものです。

これは、どんなに安静にして過ごしたとしても、体の細胞が生きていくのに最低限の栄養は必要だからです。
この生きるために最低限必要なエネルギーを基礎代謝（量）と言います。
言い換えれば、基礎代謝＝寝てても消費されるエネルギーと言えるかも知れません。

基礎代謝が高いほど太りにくい

基礎代謝が高いということは、つまり消費エネルギーが大きくなりやすいという事です。
だから、仮に食べる量が同じだったとしても、摂取エネルギーよりも消費エネルギーの方が高い（大きい）という状態になりやすいわけです。

これが、基礎代謝が高いほど太りにくいと言われている理由です。
逆に基礎代謝が低ければ、食べる量が少なかったとしてもなかなか摂取エネルギーよりも消費エネルギーの方が大きくならないということですね。

筋肉の状態

実は筋肉は、人体の組織の中でも特にエネルギーを消費しやすい存在です。
一人の人間を家計に例えると、無駄遣いばかりしている”ドラ息子”という感じでしょうか。

本当のドラ息子は困った存在ですが、ダイエットの時にどんどんエネルギーを無駄遣いしてくれるドラ息子ならとても好都合！というわけです。

そのため普段から筋肉を適度に使って活性化させておくと、消費するエネルギーは大きくなります。
運動については、これから先の項目でもう少し詳しく見ていく事にしましょう。

生活のリズム

実は食べる量や運動量だけでなく、生活のリズムもダイエットの成功・失敗に大きく関わっている要素です。

夜更かし・不規則な食事などの悪習慣は代謝を悪くしてしまうので、例えカロリー計算や運動をちゃんと行っていてもダイエットの効果が出にくくなってしまいます。
また、不規則な生活は体の抵抗力を低下させてしまうので、健康のためにも規則正しい生活をする必要があります。
（ダイエットと生活のリズムについても、後の項目で更に詳しく解説していきたいと思います。）