ミネラルが不足すると?多すぎると?
食生活の変化などで、ミネラル不足が深刻化している日本人。
特にカルシウムや亜鉛、マグネシウム、鉄の欠乏が心配されています。
ミネラルが不足すると
ミネラル不足はホルモンや骨、神経などのバランスに特に影響します。ホルモンバランスの崩れや骨がもろくなるといった症状は、いきなり改善できるものではありません。コツコツと上手にミネラルを摂ることで、身体の調子を整えたいですね。
ミネラルが多すぎると?
普通の食事にサプリメントの目安量を摂ったとしても、決められた許容量を上回る可能性が低いものがほとんどです。しかし、ミネラルの中でも多く摂る心配があるのが「ナトリウム(塩分)」と「リン」。塩分が多いと身体に悪いのは「ナトリウム過剰症」という、ミネラルのバランスが崩れた症状です。「リン」は加工食品やお菓子、清涼飲料水の添加物として使われるため、多すぎるとカルシウムの吸収を邪魔してしまいます。
ミネラルはお互いに関係しあって身体の重要な機能を支えます。ミネラルそのものが身体のうちの約4%とごく僅かなだけに、その種類のバランスはとても重要。どれかが足りないからと、1つのミネラルばかりに注目するのではなく、ミネラルの種類や量のバランス、ビタミンやたんぱく質とのバランスも考えて、ミネラルを補うようにしましょう。