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にがり水ダイエット

にがりダイエットは食事と一緒ににがり水を飲むだけの簡単ダイエットです。
マグネシウムをはじめ、様々なミネラル分が美容と健康にうれしい効果をもたらします。糖質脂質の吸収を穏やかにするにがりと豚肉(ビタミンB1)と合わせて脂肪燃焼効果も期待大です。

ダイエット方法

水ににがりを加えた、「にがり水」を食前・食事中に飲むのが一般的です。レモン(有機酸)を少し加えるとミネラル分の吸収率を高めます。

1日の摂取量

1.4~1.5リットルくらいの水に、天然にがりの場合、15~20滴くらいの量を混ぜます。

にがりには天然にがりと精製されたにがりがあり、にがりの主成分であるマグネシウム含有量は商品によってかなり違いがあります。にがりを購入する時は値段だけではなく成分や濃度も見て購入するのが良いでしょう。 ダイエットに効果的な一日のマグネシウム量摂取量は100mgくらいなので、にがり水をつくる時の目安にしてください。

その他にお米に数滴まぜて炊いたり、お味噌汁に加えたりと料理に使う摂取方法があります。 にがりは、苦味と塩気があります。料理の味に影響するので、にがりを料理に使う時は塩分に特に気をつけましょう。

メリット

にがりに豊富に含まれるマグネシウムには、糖質・脂質の吸収が穏やかにする効果があります。また、にがりには代謝を促進する効果もあり、肥満の改善が期待できます。 さらに、豊富なミネラル分には美肌効果や、健康にうれしい効果も多く併せ持ち、にがりがダイエットをしっかりサポートしてくれるのです。

にがり水の肥満改善効果

にがりには糖質が血液に吸収される速度を遅くして、血糖値の上昇を抑える働きがあるので糖尿病の改善・低インシュリンダイエット効果が期待できます。
にがり主成分のマグネシウムは、脂肪分解酵素(膵臓リパーゼ)による脂肪の分解スピードを緩やかにするので、結果的にからだに脂肪をストックしようとする働きを邪魔してくれます。

ビタミンB1と組み合わせて脂肪燃焼

にがりはビタミンB1と一緒に摂取するのがおすすめです。ビタミンB1は脂肪燃焼に必要な栄養素であり、にがりの持つ代謝促進効果と組み合わせることで、さらなる脂肪燃焼効果が期待できるのです。
ビタミンB1が含まれる食品には、豚肉・ハム・きのこ・玄米・ほうれん草等があります。これらの食品を積極的に摂取して、効率的にダイエットをしたいですね。

にがり水には美肌効果も!

「にがり水」を化粧水のように使用すると、にがりに多く含まれるマグネシウムが美肌成分のセラミドの合成を助けてくれます。また、豊富なミネラル分がお肌の代謝に作用し、整肌効果が期待できます。にがり1:水100くらいの希釈がよいでしょう。

デメリット

にがりの主成分であるマグネシウムは医薬品では下剤として使用されています。
多量摂取するとおなかがゆるくなり、必要な栄養素の吸収も阻害されてしまう場合があります。また、にがりの摂り過ぎは腎臓に負担を掛けてしまう場合もあるので、摂取目安量を守りましょう。
腎臓の悪い方は摂取を控えてください。

マグネシウム摂取目安量(1日)
80mg~300mg

にがり水ダイエットは、ダイエットに適したタイミング(食前・食事中)で、適した量を摂取しないと十分に効果が得られない場合もあります。
十分に効果が出ない場合には、タイミングや摂取量を見直してみると良いでしょう。