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きのこダイエット

きのこダイエットとは

きのこダイエットは、きのこを使ったおかずを毎日一品付け足すだけのダイエットです。 使用するきのこも、特別なダイエット用のきのこではありません。マイタケやシイタケ、シメジといったスーパーで売られている一般的なきのこです。 サプリメントやダイエットドリンクのように、初期費用が掛かるわけではないので、手軽に取り組むことができます。体や心に掛かる負荷も少ないので、置き換えダイエットや食事制限・運動系ダイエットに失敗したダイエッターでも継続して行なうことができるでしょう。

本当に効果があるの?

きのこダイエットはテレビで取り上げられたこともあるダイエット方法です。ダイエット効果もしっかりと科学的に検証されています。まず、きのこには豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維は体内に吸収されず、ゼロカロリーで満腹感を得ることができる食品です。
そして、きのこ特有の成分として”キノコキトサン”という栄養素を含んでいます。キノコキトサンは脂肪を分解して、中性脂肪を減少させる効果があります。血液内の糖質やコレステロールを減らす効果もあるため、ダイエットはもちろんのこと、生活習慣病の予防にも優れた効能を持つ食品です。

ダイエット効果

低カロリーで食物繊維豊富なきのこ

きのこは食物繊維を豊富に含んでいる食品です。 食物繊維といえば、多くの人が便秘解消を思い浮かべると思いますが、実は便秘解消以外にも、優れたダイエット効果を持っています。食物繊維はほとんど体に吸収されないため、脂肪になることがありません。 加えて、水で膨らむ性質を持っているので、食事前や食事の一番最初にきのこを食べることで、少ない量で満腹感を得ることができます。 その結果、必然的にカロリー量を抑えることになり、ダイエットに大きく役立ちます。

また、食物繊維は、脂肪の吸収率をダウンさせる効果があります。これは食物繊維に食べ物の消化を遅らせる効果があるためです。
消化が遅れるというと、悪いことのように感じますが、ダイエットにおいては早食いが問題となります。消化されやすい食べ物を食べて、急激に糖質や脂質を吸収してしまうと、血糖値が一気に上昇してしまうためです。

血糖値が急激に上昇すると、人間の体は血管内にインスリンという物質を分泌します。インスリンは糖尿病の治療に使われることからもわかるように、血液中に含まれる糖分量を下げる物質です。

ただし、インスリンは血液中の糖分を消費させるわけではありません。インスリンによって取り除かれた血中の糖質は、脂肪に変換されて体に蓄えられます。早食いや消化に良い食べ物が太りやすいといわれる原因は、インスリンの分泌によるものです。
きのこを食べて、食物繊維を摂取することで、ゆるやかに糖質の吸収を行い、脂質を作り出しにくくします。

油分の吸収を防げるキノコキトサン

きのこには”キノコキトサン”という成分が含まれています。キトサンは、甲殻類に含まれている成分です。カニやエビに多く含まれており、中でもきのこに含まれるものがキノコキトサンと呼ばれています。
ただし、カニやエビに含まれるキトサンは、キノコキトサンほどのダイエット効果はありません。
キノコキトサンは水に溶けない性質を持っています。
摂取した油分を包み込み、腸内での吸収を妨げて体外に排出する効果があるのです。

脂質の燃焼を促進するビタミンB群

きのこはビタミンB群が豊富に含まれている食品です。
特にビタミンB1、B2、ナイアシンがダイエットに効果的です。
ビタミンB2は脂肪のもととなる糖質や、脂肪そのものを燃焼させやすくする効果を持っています。皮膚や粘膜の成長にも関わっており、美容や発育にも貢献しているビタミンです。

ビタミンB1は炭水化物の代謝を助ける効果があるため、体に脂肪をつけにくくします。また、疲労回復効果があるため、きのこを食べることで、疲れにくい体を作ることができるでしょう。
ナイアシンは人間の体内にもっとも多く存在するビタミンです。脂肪をエネルギーに換える時に必要となります。ダイエットを行なうにあたって、必須となる栄養素です。アルコールの分解時にも使用されるため、二日酔いを予防する効果も得ることができるでしょう。

なお、ビタミンB群は体内に蓄積させることができない水溶性の栄養素です。使用されなかったビタミンB群は、尿に混ざり、体外へと排出されていきます。
毎日、欠かさずにビタミンB群を摂取することで、脂肪が燃焼されやすい体を作ることができます。

きのこのダイエット方法

食べる時間は夜

きのこダイエットは夜にきのこを食べると効果的です。
夕食は昼食や朝食と比べると、カロリーが高く、脂質も多い食事となります。
きのこには脂肪を排出しやすくする効果があるため、夕食時に摂取することで、油分の吸収を効率的に抑えることができます。

食べる量は一日に200g

たった200gと感じるかもしれませんが、きのこは重量が少ない食品ですので、かなりの量になります。
しめじであれば、約2~3株ぶんです。しいたけの場合は10個ほどの分量になります。
きのこが好きな人であれば、問題なく食べ続けられる量ですが、そうでない場合は100gからスタートしていきましょう。
きのこに飽きて、ダイエットを中断してしまうことが最大の失敗要因です。