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スイカエキスダイエット

体に毒素がたまるとやせにくい体質になる

最近、ダイエットを行う人たちの間で、「体の毒出しをしよう!」ということが盛んにいわれています。ここでいう毒というのは、私たちの体の中にたまった老廃物や害のある成分のことをさします。
体内に毒素がたまると、エネルギーの代謝機能が落ちて太りやすくなるばかりか、さまざまな不快症状を招くことになります。たとえば、なんとなく体がだるい、冷える、よく眠れない、頭が痛い……など。どれもちょっとした症状かもしれませんが、体全体の機能としてみると、じつは深刻です。

なかでも、体がむくむうえに、太りやすくなったというかたは要注意。腎臓の機能が低下している可能性があります。
では、体内の毒出し機能をアップさせてやせやすい体質になるには、どうしたらよいのか? そこで今回、皆さんにご紹介したいのが、【スイカエキス】です。
というのも、スイカには、アンモニアを尿素に変換させるのを促す成分「シトルリン」が含まれているからです。しかも、このシトルリンには、体内でアミノ酸の一種であるアルギニンに変化したのち、一酸化窒素を生成して、血管を拡張させる働きもあります。
血管が広がると、動脈硬化などの生活習慣病が防げるのはもちろん、血行がよくなって腎臓にも大量の血液が流れますから、尿素をはじめとする老廃物の濾過がさらにスムーズになります。

高濃度カテキンが脂肪を分解して燃焼させる

スイカの有効成分は、これだけではありません。スイカは、活性酸素を除去して生活習慣病やガン、老化を予防する抗酸化物質・リコピンやタンニン(高濃度カテキン)を多く持っています。
タンニンには、うれしいダイエット効果もあります。炭水化物を過剰に摂取すると、エネルギーとして消費されずに中性脂肪になって、皮下脂肪や内臓脂肪として体にため込まれていきます。タンニンは、この体脂肪を盛んに分解・燃焼してくれる働きがあるのです。こうした働きを持つ成分は、なかなかありませんので、とても貴重といえます。

このほか、スイカには、腸の働きを活性化させる食物繊維も豊富。便秘で腸内に便が滞ると、尿と同様、体内に毒素がたまってしまいますから、スイカはここでも毒出しに一役買っているといえるでしょう。また、カリウムも多く含まれているので、利尿作用が高く、むくみの改善にも効果的です。
スイカが持つ多彩な成分は、体内で総合的に働き、それが相乗効果となって、内臓の働きや代謝機能を全体的に高めてくれます。とはいえ、スイカをそのままでたくさん食べたのでは、体を冷やす心配もあります。その点、スイカのエキスなら有効成分がぎゅっと凝縮されていますから、少量でも十分効果を得ることができます。

作り方

用意するものはスイカ大玉の4分の1・すりおろし器・鍋・木べら・つまようじや竹串です。
初めにすりおろしやすいサイズにカットしたスイカの種をとります。だいたいとりおえたらすりおろし器でおろしますが、大変な時はミキサーでもOK。ただし種の取り忘れにはご注意ください。

全ておろし終わったら鍋に移し、中火くらいで煮詰めます。いちごやリンゴのジャムを作ったことのある方なら、同じような感じで煮詰めればわかりやすいです。焦がさないように木べらでかき混ぜながら煮詰めましょう。
ポイントは、アクがでてきてもとらないこと。ここにも栄養がつまっているからです。全体の水分量が減ってとろみがついてきたら火を止めてさまし、保存用の瓶に移します。密閉度の高く清潔な瓶ほどもちが良いので、しっかりふたができるタイプを用意しましょう。

1日にどれくらいとれば良い?

スイカエキスは1日に1~2回程度食べればOK。1回の量は50mlくらいで、そのままでもヨーグルトにかけても、他には料理に混ぜて使うことも可能です。
できれば一緒に常温以上の水かお茶を一緒に飲むとより利尿作用が期待できます。この時の飲み物の温度にも気を付けて、体を冷やさないようにしましょう。